みなさん、こんにちは(^^)
日々、いかがお過ごしでしょうか?
今回から心の事も少し書いていこうと思います。
本日のテーマは「鬱」
最近ではよく耳にする言葉ですが改めて鬱の概要についてまず書きますね。
「鬱」とは・・
日常生活に強い影響が出るほどの気分の落ち込みが続いたり、
何事に対しても意欲や喜びが湧かないという状態。
脳のエネルギーが欠乏した状態と言えます。
社会生活を送っていると、それなりにストレスもかかります。
悲しいことやショックなこと、不快なことにも遭遇します。
そのため、気分が落ち込んだり、悩んだり、やる気が出ないといった状態になることは誰にでもあります。
しかし、私たちには自然治癒力という素晴らしい機能が備わっていますので、
通常はさまざまな不具合を回復に導いてくれます。
にもかかわらず時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には生活への支障は大きくなり、
仕事・家事・勉強など本来の社会的機能が上手く働かなくなり、人との交際や趣味などの日常生活全般にも
支障をきたすようになります。
私も今、思い返せば産後間もない頃に軽い鬱になっていたと思います。
夜泣きをする子どもを抱っこしながら、暗い部屋の中で授乳していると急に虚しくなって
「私は何のために子どもを産んだんだろう・・」
「今頃、同僚たちは勉強会や飲み会で楽しく学んでいるんだろな・・」
「こんなことになるんだったら子どもなんて無理して産まなかったら良かった・・(高齢出産&3年間の不妊治療)」
などという考えがずっと頭の中でグルグル回っていて、勝手に涙がツーーーッと流れてきたのを思い出します。
今でもその時の感覚はリアルに思い出せるくらい気分の落ち込みが激しく、子育てに対しての意欲や喜びなんて全くなく
自分の価値すら否定的で喪失しており、自責の念で押しつぶされそうになっていました。
そんな時、産後の手伝いで来ていた母が私の異変に気づき、
「気分転換に夫婦2人でご飯でも食べに行ったら?」と言ってくれました。
久しぶりに玄関に立ち、靴を履き、外に出る、という何気ない行動がすごくすごくすごーーーく新鮮で、
それだけで心が軽くなったことを覚えています。
外に出てからも特に会話をするわけでもなく、ただ空を見上げてたっぷり空気を吸いながらゆっくり歩く。
それだけで随分と気分が変わりました。
放っておくと常に鬱々している状態が続き、産後の社会生活や日常生活に支障をきたす可能性はあったと思います。
産後うつは、産後4週以内に発症するもので、ホルモンの変化や分娩後の疲労、子育てに対する不安、授乳などによる睡眠不足など不健康要因が原因になることが大きいです。
また骨盤が破壊されるほどの動き・変化があるため、骨盤に連動されている頭蓋骨にも影響がでますし、それが不健康要因と相まって思考がマイナスな方へと偏る可能性もあります。
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こういった状況の中、早い時点で「鬱かも!?」と自覚が出来れば、発症や重症化を未然に防げる可能性は高くなります。
自覚しやすい症状としまして、生命にとって大切なもの
食べること(=エネルギー補給)
と
睡眠(=エネルギー充電)
です。
食べることの関しましては、いつもより食欲がなくなったり、逆に食べ過ぎる傾向があるという変化
睡眠に関しては寝つきが悪い(30分以上かかってしまう)、
疲れているのに目がさえている(寝る前のスマホは刺激的)、
夜中に何度も目が覚める、
目覚めが早く同時にネガティブなこと、心配事を考えている
などといった自分の変化に気づいた場合、ここは軽く流さず、
まず「今、わたし疲れてるんだ」ということを自覚をしましょう。
余裕があるなら「なぜ疲れているんだろう?」「そんなに疲れることしてたかな?」と自分に聞いてみるといいです。
「最近、休みも予定でいっぱいになってたな」とか
「残業続きだったな」
「家に帰ったらそのまま寝ることが多かったな」
「ちょっとミスしたことをまだ引きづってるところがあるな」
「仕事の事ばっかり考えてるな」
「何も考えずボ~ッとする時間ってないな」
「最近、好きな本も読んでなかったな」
などここ最近の自分を振り返ってみる。(さらに紙に書くことで頭が整理され、文字で目に入ってくるので視覚化できて効果的)
それだけで「私、頑張ってたかも」「ムリしてたかも」「自分にムチ打ってたかも」「自分を労わってなかったな」
と疲れていた自分に気づくことがとっても大事。
相手や会社ではなく自分に向き合ことが大事なんです。
『自分と向き合う』
自分に向き合うと無理して頑張っていた自分に気づきストップをかけることができます。
自分で自分を知り、自分をコントロール出来ると、周りに合わせる必要もなく周りからの承認欲求を満たす必要もないことに気づけます。
鬱かも!?と思った段階、もしくは今回のテーマである「常に鬱」を感じている状態では、まだまだ無理をしてしまいがちです。
ちょっといつもと違う!という自覚があったときは一旦立ち止まって自分自身を振り返るチャンスです。
自覚があるという事はまだ未然に防げる段階ですので、自分の時間を作り自分に向き合ってみてください。
今の状態より心や頭の中が軽くなっていくと思います。
ここで鬱になりやすい方の特徴を書いていきます。
《鬱になりやすい方の特徴》
①起こった問題に関して後悔や自責の念がある
②自分の行動に罪悪感を感じることが多い
③ねばならない、~べき思考
④正義感、義務感が強い
⑤人間関係のいざこざや人の目が気になる
⑥自分の常識や自分の価値観にそぐわなかったらストレスを感じる
⑦ついいい人になってしまっている、断れない。
などどうにもならないこと=自分でコントロールできないことにエネルギーを使ってしまう傾向があります。
努力の成果が伴っていたらやる気や喜びといったことがエネルギーの回復につながりやすいですが、成果がでなかったり、批判され続けたり、人格否定されたりなどエネルギーの枯渇につながる状況下でいると鬱の発症リスクも高まります。
エネルギーが枯渇する前に仕事を辞めれたらいいのですが、なかなか辞められない、辞める勇気がないという環境で頑張る方が多いと思います。
じゃあどうする?
というお話になりますが、先ほどお伝えしました自分の内側に向き合いつつ
「自分がコントロールできることにエネルギーを集中する」
鬱になりやすい人というのは、
頑張り屋さんです。
正義感や義務感などもあってきちんとしようとします。
今まで、頑張っている方向が違うために結果がでにくく、認められにくくなっていただけです。
でもそこでさらに無理して頑張ってしまう。
ですのでエネルギーを集中させるところを間違わなければエネルギーが枯渇することもなく、同じ会社でも逆にエネルギーが湧き出てやればやるほど満たされるという環境を自分で作っていけるのです。
では自分がコントロールできること、変えられることは・・
自分の言動だったり、自分の態度や思考、自分の健康管理、自分の感情、自分の友人関係や付き合う人、自分のお金や時間の使い方
などすべて自分がどうしたいかによって自分で変えられるものです。
ここにエネルギーを集中させると自分で自分を認められることと繋がってきます。
自分がコントロールできないこと、変えられないことは・・
天気や災害、親や他人の価値観、上司の態度、相手の気持ち、将来のこと、人から褒められること、結果、うわさ話、心配ごと
などは自分で変えたいと思っても変えられません。
ここにエネルギーを集中させると枯渇してしまします。
どう頑張っても自分の思い通りにはなりません。
鬱になりやすい方、常に鬱々している方は自分より他人や外側にエネルギーを向けている可能性が高いです。
自分の内側に意識を向けることから始められると日常がより過ごしやすくなります。(私もその一人です)
日頃からいい人なので少々、他人を放っておいて自分を大事にしても悪い人にはなりません!(←コレ本当です 笑)
悪い人になってもいいとすら思います。
自分が壊れなければ。。
【お知らせ】
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一人ではなかなか自分と向き合えない、周りとの切り離しが難しい、心を楽にしたいなどと思われている方はどうぞこの機会に一度お試しください^^
ということで長くなりましたが本日も最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/
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